国内AIスタートアップ最前線:マジックソフトウェアとVisnuの提携、東大発WanderlustのAI博覧会出展
マジックソフトウェア・ジャパンとVisnuが戦略的パートナーシップを締結
マジックソフトウェア・ジャパン株式会社とエッジAIスタートアップのVisnuが戦略的パートナーシップを締結したことが発表されました。
この提携により、マジックソフトウェアが持つローコード開発プラットフォームの技術と、Visnuのエッジコンピューティング技術を組み合わせた新たなソリューション開発が期待されています。特に、製造業やIoT分野における現場でのリアルタイムAI処理能力の向上が見込まれます。
エッジAIは、クラウドに依存せずデバイス自体で処理を行うため、低遅延・高セキュリティなアプリケーション開発に適しており、今後の産業DXの鍵を握る技術として注目されています。
東大松尾研発スタートアップWanderlust、AI博覧会に出展予定
東京大学松尾研究室発のAIスタートアップ、株式会社Wanderlustが2025年3月27日〜28日に開催される「AI博覧会 Spring 2025」への出展を発表しました。
同イベントでは、同社CTOの西原氏が「高精度な社内ナレッジ検索を実現する手法」について講演を行う予定です。企業内に蓄積された膨大な情報から必要なデータを素早く正確に取り出す技術は、多くの企業が抱える課題であり、Wanderlustの技術がどのようなソリューションを提供するのか注目されています。
東大松尾研究室は日本のAI研究の最前線として知られており、そこから誕生したスタートアップの動向は業界内でも大きな関心を集めています。
日本のAIスタートアップシーン活性化の兆し
これらの動きは、日本国内のAIスタートアップエコシステムが着実に成長していることを示しています。大学発のテクノロジーの社会実装や、専門特化型のAIスタートアップと既存企業との連携など、イノベーション創出の新たな形が見え始めています。
今後も国内AIスタートアップの動向から目が離せません。最新情報を引き続きお届けしていきます。
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