AWS最新ニュース速報 2025-07-17

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AWS最新動向:AIエージェント新カテゴリー登場と金融機関の監査完了

AWS Marketplaceに「AIエージェントとツール」カテゴリーが新設

AWSが最近のAWS Summit New York Cityにて、AWS Marketplaceに新たに「AIエージェントとツール」カテゴリーを設立したことが発表されました。この新カテゴリーは、企業がAIエージェントやツールを簡単に見つけて導入できるようにすることを目的としています。

1Passwordが「MCP Server for Trelica」を提供開始

パスワード管理ソリューションで知られる1Passwordは、この新設されたカテゴリーで「MCP Server for Trelica by 1Password」の提供を開始しました。このソリューションは、企業のセキュリティ管理をAIの力で強化することを目指しています。

Automation Anywhereも参入

同様に、ビジネスプロセス自動化の大手であるAutomation Anywhereも、同カテゴリーでAIエージェントの提供を発表しました。これにより、AWS顧客はAutomation AnywhereのAIソリューションをより簡単に導入できるようになります。

CrowdStrikeとAWSの連携強化

サイバーセキュリティ企業のCrowdStrikeは、AWSとの協力関係を拡大し、サイバーセキュリティ分野でのAI採用を加速させると発表しました。この連携により、AIセキュリティワークフロー統合とGenAI保護機能がAWS Marketplaceで提供されることになります。

AWS、欧州金融機関との2024年CCAG監査を完了

AWSは、欧州の主要金融機関と共同で実施する年次Collaborative Cloud Audit Group(CCAG)監査を無事完了したことを発表しました。この監査は、金融機関がクラウドサービスを安全に利用するための重要なステップです。

AWSは「セキュリティは最優先事項」と強調し、お客様がクラウドのスケーラビリティと柔軟性を活用する中で、厳格なセキュリティ基準を維持することの重要性を再確認しています。

オーストラリアの書店チェーンDymocksがAWSクラウドで近代化

オーストラリアの大手書店チェーンDymocksは、4,000万点以上の商品を管理するシステムをAWSクラウドネイティブソリューションに移行しました。この移行により、コスト削減とデータ品質の向上を実現しています。

クラウドネイティブアプローチへの移行は、運用コストの削減だけでなく、データの正確性と一貫性の向上にも貢献しています。


まとめ

AWSは「AIエージェントとツール」カテゴリーの新設により、AIソリューションの提供と採用を加速させる体制を整えています。また、欧州金融機関との監査完了は、AWSのセキュリティへのコミットメントを示すものです。これらの動きは、AWSがAI技術の革新とセキュリティの両立に注力していることを表しています。

クラウド技術の進化とともに、様々な業界での活用事例も増えており、Dymocksのような小売業でもクラウドネイティブアプローチによる業務効率化が進んでいます。AWSは今後も、AIとクラウドの融合によるビジネス変革を支援していくことでしょう。

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