仮想通貨最新ニュース速報 2025-04-30

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仮想通貨業界に吹く新風:トランプ政権下の規制緩和とビットコイン採用の加速

アリゾナ州、米国初の州ビットコイン準備金設立へ

アリゾナ州議会が月曜日、米国初となる州レベルのビットコイン準備金創設への道を開く法案2つを可決しました。この画期的な動きは、地方政府レベルでの仮想通貨採用における重要なマイルストーンとなります。アリゾナ州がこの計画を実行に移せば、州政府がビットコインを公式に保有・運用する初のケースとなり、他州にも影響を与える可能性があります。

トランプ政権下で変わる仮想通貨規制環境

トランプ政権の発足からわずか100日足らずで、米国の仮想通貨に対する姿勢は劇的に変化しています。バイデン前政権時代に仮想通貨企業に対して起こされていた訴訟の取り下げから規制当局のトップ人事刷新まで、トランプ政権は選挙期間中に約束していた仮想通貨フレンドリーな政策を次々と実行に移しています。

この規制環境の変化を受け、フィンテック大手のSoFi Technologies社(NASDAQ:SOFI)は、2025年末までに仮想通貨投資サービスを再開する計画を発表しました。同社は以前、規制上の懸念から仮想通貨サービスを中止せざるを得なかったものの、トランプ政権下での「規制環境の大きな変化」を理由に再参入を決断しました。

SECはXRPとDOGEのETF判断を先送り

一方、米証券取引委員会(SEC)はDogecoin(DOGE)とXRPを保有する2つの仮想通貨ETF(上場投資信託)の承認判断を延期しました。提出された書類によると、BitwiseのXRP ETFとDogecoin ETFに関する判断期限が先送りされたことが明らかになっています。

ビットコインとイーサリアムのETFがすでに承認され取引されている中、XRPやDogecoinなどのアルトコインETFの承認は市場から注目されています。SECの最終判断がいつ下されるのか、業界関係者は固唾を呑んで見守っています。

フラッピーバード、暗号資産要素なしでAndroidに復活

仮想通貨とは少し離れたニュースですが、10年以上前に爆発的な人気を博した後に削除された「フラッピーバード」がAndroidデバイスに復活しました。Epic Games Store for Androidの独占タイトルとして再リリースされたこのゲームは、以前噂されていた暗号資産(Web3)要素を排除した形での復活となりました。

ゲーム業界と仮想通貨の関係性は常に議論の的となっていますが、今回のフラッピーバードの復活は、必ずしもすべてのコンテンツがWeb3や暗号資産と統合される必要はないという一例とも言えるでしょう。

まとめ:仮想通貨業界の新時代の幕開け

トランプ政権下での規制環境の変化は、米国の仮想通貨業界に新たな活力をもたらしています。アリゾナ州のビットコイン準備金構想やSoFiの仮想通貨サービス再開など、政策転換の影響は早くも現れ始めています。

一方で、SECによるXRPやDogecoinのETF判断先送りに見られるように、すべての規制障壁が一夜にして消えるわけではありません。今後も規制当局の動向や各企業の対応に注目が集まることは間違いないでしょう。

米国が仮想通貨に対してより友好的な姿勢を示す中、グローバルな仮想通貨市場にどのような影響をもたらすのか、引き続き注視していきたいと思います。

この記事は最新情報に基づいて執筆されていますが、仮想通貨市場や規制環境は急速に変化する可能性があります。投資判断の前には必ず最新情報をご確認ください。

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