インフラ

負荷分散アルゴリズム

ロードバランサーが、どのサーバーへリクエストを振るかを決めるルール。ラウンドロビン(順番に分ける)や最小接続(空いてるとこに優先)など色々。お店の店長がバイトをどう配置するか考えるイメージで、効率の良い割り振りが重要なんだ。
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カオスエンジニアリング

あえてシステムに小さな障害を起こして、全体がちゃんと耐えられるか試す訓練手法。地震訓練や避難訓練をわざとするのと同じで、普段から実践しておくと本当の障害でも落ちにくくなる。
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サービス検出(Service Discovery)

マイクロサービスが増えても、お互いを「どんな住所(IPやポート)だっけ?」と聞かなくて済むように自動管理する仕組み。クラスに新しく来た転校生も名簿を見ればすぐ席が分かる感じで、ネットワーク上もサービス登録&検索が一元化される。
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リザーブドインスタンス

クラウド上のサーバーを1年や3年単位でまとめて予約して割引を受けるプラン。定期購読みたいに、確実に使う分は安くなるけど、使わなくてもお金は払う必要がある。長期利用が確定してるならコスト削減に有効なんだ。
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スポットインスタンス

AWSなどで余っているサーバーリソースを安く借りられる仕組み。ただし需要が高まると途中で奪われる可能性がある。映画館の空席が格安チケットに回されるイメージ。計算途中で止まっても大丈夫なバッチ処理に向いてるんだ。
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リージョン間VPCピアリング

AWSなどで、別のリージョンにある仮想ネットワーク(VPC)と直接つなぐ機能。異なる都市同士を高速道路で直結する感覚で、VPNを別に張らなくても安全な通信ができる。多地域でシステムをまとめたいとき便利。
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クロスリージョンレプリカ

データを別のリージョンにコピーしておき、地域災害でもサービスを続けられるようにする仕組み。工場を海外にも建てて、国内が災害のときでも海外工場で生産続行するイメージ。グローバル運用には必須の考え方なんだ。
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アベイラビリティゾーン(AZ)

リージョン内で物理的に離れた複数の施設を分けておく区画。たとえば東京リージョンにA、B、Cとゾーンがあって、1つが停電でも他のゾーンは無事という設計。これを活用して高可用性を作るわけだよ。
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リージョン

クラウド事業者が地理的に離れた所に用意しているデータセンターのまとまり。日本リージョンやアメリカリージョンなど、それぞれ独立した建物の集まりを指す。地震や停電があっても、別のリージョンに逃がせばサービスを継続しやすいんだ。
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SSLアクセラレータ

HTTPSの暗号処理を専用ハードウェアや機器で負担して、サーバーのCPUを軽くする装置。料理屋で言えば、仕込み(暗号化)を別の係がやって調理担当を楽にさせる感じ。大規模サイトで高いパフォーマンスを狙うとき便利だよ。