インフラ

クロスリージョンレプリカ

データを別のリージョンにコピーしておき、地域災害でもサービスを続けられるようにする仕組み。工場を海外にも建てて、国内が災害のときでも海外工場で生産続行するイメージ。グローバル運用には必須の考え方なんだ。
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アベイラビリティゾーン(AZ)

リージョン内で物理的に離れた複数の施設を分けておく区画。たとえば東京リージョンにA、B、Cとゾーンがあって、1つが停電でも他のゾーンは無事という設計。これを活用して高可用性を作るわけだよ。
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リージョン

クラウド事業者が地理的に離れた所に用意しているデータセンターのまとまり。日本リージョンやアメリカリージョンなど、それぞれ独立した建物の集まりを指す。地震や停電があっても、別のリージョンに逃がせばサービスを継続しやすいんだ。
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SSLアクセラレータ

HTTPSの暗号処理を専用ハードウェアや機器で負担して、サーバーのCPUを軽くする装置。料理屋で言えば、仕込み(暗号化)を別の係がやって調理担当を楽にさせる感じ。大規模サイトで高いパフォーマンスを狙うとき便利だよ。
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HTTPステータスコード

Webサーバーが返す「200 OK」「404 Not Found」などの番号メッセージ。お店の店員が「注文受け付けました!」とか「売り切れです…」と案内するのに似てる。ブラウザ側は数字を見て結果を判断するわけなんだ。
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死活監視

サーバーが生きているか(応答しているか)を常に調べる監視手法。学校で毎朝点呼して「みんな来てる?」と確認するイメージ。pingコマンドなどで「返事が来る?」を見て、来なければダウンとみなしてアラートを出すんだ。
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SSL証明書

Webサイトが本物かどうかを証明するデジタル書類。お店の店長が役所からもらう“営業許可証”みたいなもので、「確かにこのサイトは怪しくないですよ」と認証局(CA)がお墨付きを与える。これがないとHTTPSで安全通信はできない。
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ハッシュ(Hash)

データを一方向に変換した“指紋”のような値。同じファイルなら同じハッシュが出るし、少し違うだけでまるで別の指紋になる。パスワード保管やファイルの改ざん検出に活用され、もとに戻すのは非常に難しい仕組みなんだ。
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フォレンジック

セキュリティインシデントが起きたときに証拠を集め、どんな攻撃がどう成功したか調べる専門作業。探偵が現場を調べて指紋や足跡を分析するのと同じ。サーバーのログやディスク内容を詳しく調べて、原因を突き止めるんだ。
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ランサムウェア

コンピュータ内のファイルを勝手に暗号化して、「復号してほしければお金を払え」と脅す悪いプログラム。家の中を鍵で全部ロックされて「開けたければお金ちょうだい」と言われるようなもの。日頃のバックアップやセキュリティ対策が大事だよ。